专利摘要:
自転車ペダル着脱用装置であって、自転車クランク(1)と、クランク(1)に連結される着脱可能なペダル(17)と、前記クランクの端部に取り付けられる固定台(11)と、前記固定台(11)に設けられる制御部と、ペダル(17)と制御部とを連結アセンブリとを備える。制御部は、アンロッキング機構と、ギア機構によって制御される駆動機構と回転機構とを備える。この装置では、手でペタルに接触することが無く、ワンステップで自転車両側のペタルの着脱作業を簡易且つ迅速に行うことができる。
公开号:JP2011507759A
申请号:JP2010540022
申请日:2008-12-29
公开日:2011-03-10
发明作者:▲東▼君 汪
申请人:▲東▼君 汪;
IPC主号:B62M3-08
专利说明:

[0001] 本発明は、自転車両側のペダルの着脱に用いられる装置に関するものである。]
背景技術

[0002] 自転車は、最も普及した交通手段の一つとして、台数がどんどん増えてきているし、自転車フレームの体積が大きいため、駐車スペースが広く確保されなければならない。特に、今広く採用されている折り畳み式ペダルやクイックリリース型ペダルのような自転車ペダルのため、必要以上に駐車スペースが必要になる。現在、折り畳み式自転車において、主にこのような二種類のペダルを採用されている。]
[0003] 折り畳み式ペダルでは、その本体が折り畳まれるため、通常強度が足りなくなる。この場合、踏む力など強すぎると当該ペダルが壊され易くなることが懸念される。]
[0004] クイックリリース型ペダルでは、クランクとペダルとの間に当該クランクに固定したコネクターが設置され、係止機構を操作することで、当該ペダルがクランクに固定されたコネクターに対して脱出したり係合したりするようになる。しかしながら、このようなペダルでは、外された場合に保管場所に保管し、或いは使用者によって携帯されなければならず、使用者に不便をもたらす恐れがある。]
[0005] そして、ペダルの水平高さが低く、自転車フレームの両側に設けられるため、以上の二種類のペダルであれば、使用者に不便をもたらすばかりではなく、使用者の手を汚す恐れもある。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明は、手でペダルに接触することがなく着脱が可能な自転車ペダル自動着脱用装置、並びに、ワンステップで自転車両側のペダルの着脱が同時に可能なワンステップ型着脱制御装置を提供することを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、自転車クランクを備える自転車ペダル着脱用装置であって、クランクに連結される着脱可能なペダルと、クランクの端部に取り付けられる固定台と、固定台に設けられる制御部と、ペダルと制御部とを連結させる連結アセンブリとを備えており、ペダル着脱を制御する制御部は、アンロッキング機構と、ギア機構によって制御される、駆動機構と回転機構とを備えることを特徴とする。]
[0008] 駆動機構と回転機構とを制御する前記ギア機構は、ギアと、ギアに噛合う能動ラックと受動ラックとを少なくとも含むことを特徴とする。]
[0009] クランクは制御部が設けられていない端部に固定台を有し、固定台には少なくとも一つのデュアルギアが設けられ、能動ラックはデュアルギアに噛合うギア部を備えることを特徴とする。]
[0010] 能動ラックに対してペダルの回転を制御する位置決めブロックが設けられており、位置決めブロックは、サポートフレームとの位置関係に基づいて、ペダルがクランクから脱出すると回転するように制御を行うことを特徴とする。]
[0011] 連結アセンブリはサポートフレーム上において定方向に移動し、当該サポートフレームには駆動機構の移動を制限するストッパーが設けられ、制御部のギアとサポートフレームとが、クランクの端部に設けられた固定台に同軸的に枢動連結されることを特徴とする。]
[0012] 連結アセンブリは連結ロッド機構によって構成され、連結ロッド機構における二つの端部の枢結点の連線は、ペダルが回転していない状態で、常に当該ペダルの軸心を通る軸線と平行することを特徴とする。]
[0013] 連結アセンブリの両端における枢結点の一方はサポートフレームに固定されるが、もう一方はペダルに間接的に固定され、連結ロッド機構は両端の枢結点と同じ直線にある中央の枢結点において受動ラックに枢支され、一定の伝達比で前記ペダルへの駆動を行うことを特徴とする。]
[0014] また、本発明は、前記自転車ペダル着脱用装置を適用したワンステップ型着脱制御装置であって、自転車の両側に位置するペダルを独立に着脱させる2つの着脱手段と、着脱手段を制御するための中央作動機構と、ボトムブラケットに固定され、中央作動機構を固定するための中央制御台とを備えており、中央作動機構と着脱手段の一つとの連結アセンブリに少なくとも一つの作動リングが設けられることを特徴とする。]
[0015] 中央作動構成は、少なくともギアとそれに噛み合うランクとによって構成されることを特徴とする。]
[0016] 作動リングの少なくとも一側にランクが固定されることを特徴とする。]
[0017] 作動リングの運動軌道は自転車のボトムブラケットの軸線と平行であることを特徴とする。]
[0018] 作動リングと中央作動構成において伝動機構と接触する箇所に、接触を低減させるためのボールが設けられることを特徴とする。]
[0019] 本発明の自転車ペダル自動着脱用装置とワンステップ型着脱制御装置によれば、ペダルの着脱の際に、手でペダルに接触することがなく、また、作動機構の操作ステップは他の折り畳みステップとカップリングして実行することができるため、自転車両側のペダルの着脱を簡易且つ迅速に行うことができるようになる。]
図面の簡単な説明

[0020] 図1は本発明の実施例1の構成を模式的に示す斜視図である。
図2は本発明の実施例1の構成を示す分解斜視図である。
図3は本発明の実施例1においてペダルが回転工程に移行した直後における制御装置の部分的分解図である。
図4は本発明の実施例1においてペダルがクランクから離れて回転した形態を示す斜視図である。
図5は本発明の実施例1におけるワンステップ型着脱制御装置の一部を示す分解斜視図である。
図6は本発明の実施例2における制御装置の構成を示す分解斜視図である。
図7は本発明の実施例2の他の構成を模式的に示す図である。
図8は本発明の実施例2における作動リングを模式的に示す図である。
図9は本発明の実施例2における中央作動機構を示す図である。
図10は本発明の実施例3において制御装置が動作していない形態を示す分解斜視図である。
図11は本発明の実施例3において制御装置が動作している形態を示す分解斜視図である。
図12は本発明の実施例3におけるワンステップ型着脱制御装置の一部を示す分解斜視図である。
図13は本発明の実施例3におけるワンステップ型着脱制御装置が動作していない形態を模式的に示す構成図である。
図14は本発明の実施例3においてペダル着脱が完了したときのワンステップ型着脱制御装置の構成を示す模式図である。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図2 図3 図4 図5
発明を実施するための最良の形態

[0021] 以下、図面に基づいて異なる実施例を用いて本発明をさらに説明する。]
[0022] (実施例1)
図1〜図5に自転車ペダル自動着脱用装置及びワンステップ型着脱制御装置を示す。説明上の便宜を図るために、自転車の片側のペダル及びそれと連接する機構だけを図示する。固定台11はクランク1の一端にしっかり固定され、アンロッキング機構は、軸心の末段に環状溝131が設けられたペダル17と、クランクに固定されたコネクター12と、環状溝131とマッチングするフランジが形成された挟持ブロッキング14と、挟持ブロッキング14の移動を規制するアンロッキングバー41とを備える。前記アンロッキングバー41は、ペダルの駆動機構及び回転機構の能動ラック4とボトムブラケットに位置する動力伝達用ラック43とに固定されて全体として作動バーを構成する。固定台は、挟持ブロッキング14が定方向に移動するように規定するための凹台がクランク1の裏面に形成される。即ち、クランクはアンロッキング機構とペダルの間に位置する。挟持ブロッキング14において、凹台の面との摩擦を低減するためのボール15が設けられる。アンロッキングバー41を引っ張ることで挟持ブロッキング14の移動を制御することにより、挟持ブロッキング14がペダルの軸心の末段に対して係り合ったり脱出したりする。そして、ペダルのロッキング状態/アンロッキング状態を制御することができる。] 図1 図2 図3 図4 図5
[0023] 図2、3に示すように、サポートフレーム2はクランク1上の固定台11と枢動連結する。連結アセンブリはスライダー31、32、33によって形成され、サポートフレーム2上において定方向に移動することができる。サポートフレーム2には、駆動機構における受動ラック22の移動を規制するためのリミティングストッパー27と、ロッキングブロック23の摺動を規制するための位置決め孔23aとが設けられる。スライダー31、32、33は定方向で摺動することができる三つの摺動アセンブリを構成し、これら摺動アセンブリのそれぞれは摺動アセンブリ同士間での移動を規制する規制機構を有する。即ち、これらのスライダーを完全に引き離せる場合に、各自の限定機構により、三つのスライダーの長さの合計が、ペダルの軸心13がコネクター12から完全に脱出するまでの行程より大きい所定値を超えない。] 図2
[0024] スライダー33の孔29aとサポートフレームの孔29は相互にリベット223を介して固定される。スライダー33の孔35aは連結ロッド3の末段の孔とヒンジ連結される。連結ロッド機構のもう一方の末段36はスライダー31の孔36aにヒンジ連結される。スライダー31の末段のフランジ機構311aはペダルの軸心の環状溝311bに固定される。ペダル17は摺動アセンブリのスライダー31を介して間接にサポートフレーム2に連結され、サポートフレームに対して定方向へ移動(ペダル駆動工程の移動)が可能である。ペダル17がクランク1から脱出するまでの行程が長いため、駆動機構が自転車のチェーンを干渉しないように、連結ロッド機構の中心の孔34とヒンジ連結する孔34aを受動ラック22に形成する。このようにすれば、受動ラック22の移動行程は連結ロッド3により増大することができるようになる。また、連結ロッド3の端部のヒンジ連結点35はスライダー33の孔35aとヒンジ連結するとともに、スライダー33はサポートフレーム2に固定される。そのため、連結ロッド3のヒンジ連結点35はスライダー33を介して間接にサポートフレーム2に固定される。連結ロッド3のもう一方のヒンジ連結点36はスライダー31とヒンジ連結するとともに、スライダー31はペダルに固定される。従って、連結ロッド3のもう一方のヒンジ連結点36は間接にペダル17に固定される。]
[0025] このように、能動ラック4によりサポートフレーム2上のギア21を介して受動ラック22を駆動し、さらに、受動ラック22により一定の行程レートで摺動アセンブリを駆動することにより、摺動アセンブリの一端に固定したペダルがクランク1のコネクター12から脱出する。]
[0026] ペダルがクランク1のコネクター12から脱出するまで、受動ラック22の移動方向に垂直な方向に移動するロッキングブロック23は常にサポートフレーム2と受動ラック22との間に位置する。ロッキングブロック23は、サポートフレーム2の位置決め孔23aにマッチングする位置決めブロック28を備える。位置決めブロック28は位置決めブロック23とサポートフレーム2との間に位置するばね24に嵌められる。受動ラックを駆動する力が位置決めブロック23へ付勢される。ペダルが受動ラックによりコネクター12から脱出すると、ロッキングブロック23は、受動ラック22の逆戻り移動を防止するために、ばね24の弾力により係止位置へ受動ラック24の後端を駆動する。なお、ロッキングブロック23及びサポートフレーム2は、ロッド25がロッド25aとヒンジ連結して構成されるアンロッキング用連結ロッドにヒンジ連結される。ロッド25のロッド25aにヒンジ連結されていない一端がサポートフレーム2の底部にヒンジ連結される。ロッド25aのロッド25にヒンジ連結されていない一端がロッキングブロック23の底部にヒンジ連結される。従って、前記アンロッキング用連結ロッドのヒンジ連結端を駆動すると、ロッキングブロック23がばね24の付勢方向と相反する方向へ移動する。その結果、ロッキングブロック23が係止位置から脱出し、アンロッキングの目的が達成される。]
[0027] 図3、4に示すように、回転機構が動作しない時、又は、回転機構の動作が完した時に、固定台蓋11aの端部26aはアンロッキング用連結ロッドのヒンジ連結点26を駆動することにより、アンロッキングの状態を維持させる。回転工程に移行すると、アンロッキング用連結ロッドのヒンジ連結点26に対する前記固定台蓋11aの端部26aの駆動が解除され、ロッキングブロック23によって受動ラック22の逆戻り移動を防止する目的が達成される。] 図3
[0028] また、サポートフレーム2において受動ラックの突起部27aに対応するストッパー27が設けられる。従って、受動ラック22の行程はストッパー27によって一定の行程に規制される。受動ラックが所定の行程(ペダルが完全にクランクのコネクター12から脱出できるもの)に移行すると、ペダルがクランクに対して回転するようになる。従って、ペダルがクランクのコネクター12から脱出するように能動ラック4によって受動ラック22を駆動する過程において、能動ラック4のストッパー42はサポートフレーム2の回転を防止するために、常にサポートフレーム2に接触する状態を維持する。能動ラック4の駆動によって受動ラック22がサポートフレームのストッパー27に到達すると、これ以上移動することが規制される。この時に、サポートフレーム2に対する能動ラック4のストッパー42の接触が解除される。このように、能動ラック4が引き続き元の方向に移動すると、サポートフレーム2は能動ラックのストッパーによる規制を受けなくなる。そして、ペダルの回転工程に移行する。]
[0029] 回転が開始した直後に、両端が共にサポートフレーム2とロッキングブロック23にヒンジ連結した連結ロッド25と25aのヒンジ連結点26が固定台11の端部26aからの規制を受けなくなる。そして、ロッキングブロック23はばね24によって受動ラック22の端部を駆動することで、その逆戻り移動を規制する。このように、ペダルが完全にクランクのコネクター12から脱出して回転を開始すると、受動ラック22の移動は、サポートフレームのストッパー27と、サポートフレームに摺動するロッキングブロック23とによって規制される。従って、受動ラック22にヒンジ連結する連結ロッド3と連結ロッドの一端にヒンジ連結する摺動アセンブリの移動が規制されるとともに、摺動アセンブリのスライド33はサポートフレーム2に固定される。スライド31に固定されるペダルがクランク1のコネクター12から脱出し、回転する過程において間接にサポートフレームに固定される状態を維持する。能動ラック4は受動ラック22を駆動しなくなると、固定フレーム2を駆動する。すると、間接に固定フレーム2に固定されるペダルが回転の行程に移行する。]
[0030] ペダル17がその軸心に対して回転することができるため、ペダル17の一定の位置においてマグネット20が固定され、作動バーの対応する位置に、マグネット20に対応するマグネット20aが固定される。図4に示すように、ペダル17の回転中においてペダル17自体のマグネット20と作動バーのマグネット20aとが協同して、回転後のペダル17の面がほぼクランク1に平行し、折り畳んだ幅をさらに減らすことができるようになる。] 図4
[0031] ペダル17をクランクのコネクター12での引き締め状態に戻す場合、作動ラックを逆方向に引っ張ればいい。そして、対応する回転工程、駆動工程、引き締め工程を実行する。]
[0032] 図5に示すように、ボトムブラケットの両側のペダル17をワンステップで制御するように、自転車のボトムブラケット7において中央制御台71が固定されるとともに、中央制御台71に中央制御カバー71aが固定される。中央制御カバー71aの縁74aは作動ラック74の滑溝とされる。ランク76は中央制御台71に固定されて作動ラック74とプッシュラック72の双方に噛み合う。能動ラック72のは一端に作動リング6を収容することができる凹溝75を有し、凹溝75と作動リング6との接触面にボール73が設けられることで、凹溝75と作動リング6の間の摩擦を低減させる。作動リングは裏側に環状を構成するため、中央作動構成はクランクが回転している時に均等な角度をもってプッシュラック72の凹溝75に接触することができる。また、作動ラック74はギア77aに噛み合い、ギア77aはシートポスト77に同軸的に固定されるため、シートポスト77が屈曲すると、ギア77a及びこれに噛み合う作動ラック74が駆動される。ギア76を介して作動ラック74によりプッシュラックを駆動し、さらに、作動ラック74により、ボトムブラケットの軸線に平行な方向に沿って移動するように作動リング6を駆動する。そして、作動リング6に固定されるラック61により、固定台16に噛み合うデュアルギア44を駆動し、さらに、動力伝達用ラック43を駆動する。動力伝達用ラック43は作動バーに属するため、シートポスト77を屈曲させるステップにより、ギア機構によるいわゆる「カスケードカップリング」駆動を通じて、アンロッキング工程、駆動工程、回転工程は、シートポストの屈曲という簡単なステップで実現することができる。] 図5
[0033] なお、作動リング6はプッシュラック72に固定され、デュアルギア44に噛み合うラック61は作動リング6に固定されないように構成されても良い。プッシュラック72のように、ラック61の一端に作動リング6を収容可能な凹溝75を形成してもいい。さらに、凹溝75に作動リング6との摩擦を低減するためのボールが設けられる。このような構成でも本発明の目的を達成することができる。]
[0034] (実施例2)
本実施例には、ペダルが駆動の過程にコネクターの軸心に対して定方向で移動するように、実施例1に記載の摺動アセンブリではなく、連結ロッドの枢結点の一つが間接にペダルに固定され、もう一つがペダルのコネクターに対して定方向で移動できるように構成されている。この構成であれば、連結ロッドの二つの枢結点により、ペダルが定方向に移動することが確保される。]
[0035] 図6、図7に示すように、実施例1に記載の連結方式と同様に、固定フレーム222はクランクの端部の固定台に枢動連結される。当該固定フレーム222においてギア221が枢動連結され、受動ラック223を規制するための滑溝224及びリミティングストッパー225が設けられている。受動ラックは固定フレーム222の滑溝224に対応する時フランジ224a及び突起部225aを備える。また、実施例1のようなロッキングブロック226及びばね226aが設けられる。連結ロッド機構の端部の枢結点333bは固定フレーム222の孔333aと枢動連結する。連結ロッド機構の中部の枢結点223aは受動ラック223の孔223bと枢動連結する。連結ロッド機構のもう一端の枢結点334はペダルに固定した固定ブロック227に固定され、連結ロッド機構の中部のもう一つの枢結点335は、固定ブロック227の溝227aにおいて定方向で摺動可能なポスト227bとヒンジ連結する。ここで、枢結点333b、334、223a、335は同一の直線上に位置し、この直線はペダルが回転していないときに、常にペダルの軸心の軸線に平行する。] 図6 図7
[0036] このように、固定ブロック227は、それに固定した連結ロッドの端部の枢結点334と、連結ロッドの中部の枢結点335にヒンジ連結したポスト227bとにより、定方向での移動を維持する。また、連結ロッド機構は、受動ラック223との枢結点223a及び固定フレームとの枢結点333bにより、定方向での移動を維持する。従って、ペダルの駆動過程において、固定ブロック227に固定したペダルは常にその軸心の軸線に平行する方向に定方向移動する。ペダルの駆動過程が完了すると、ペダルはロッキングブロック226と固定フレーム222のリミティングストッパー225により、固定フレーム222に対して相対的に固定するようになる。回転過程に移行すると、作動ラックとギア221との噛み合いにより、固定フレーム222が回転し、固定フレーム222に対して固定したペダルの回転がスタートする。実施例1と同様に、一つのラック(連続するギア機構)により、アンロッキング工程、駆動工程、回転工程を順次に実行する。]
[0037] 図8、図9に外環6bが示される。外環6bの内側に輪状の凹縁が形成され、三つの保持ブロック6cは内径が外径よりも小さい内環6aに固定されるとともに、外環6bの凹縁内に位置する。内環と外環は相対的に回転する形で移動し、ボトムブラケットの軸線に沿いながら定方向移動することができる作動リングを構成する。] 図8 図9
[0038] 中央作動機構は移動できる二つのV字型ロッド18である。V字型ロッドのヒンジ18aは移動可能である。V字型ロッド18はそれぞれ両端において作動リング6の内環6aとヒンジ連結する。外環に下流側制御装置を駆動するラック61が固定される。ボトムブラケットにボトムブラケットシート11cが固定される。ボトムブラケットシート11cは作動リングが移動するガイドレール19aが設けられる。作動リングの内環には、位置決めレールに対応する位置決めブロック19bが固定される。V字型ロッドのヒンジ18aを動かすことで、作動リングがV字型ロッドにより駆動されてボトムブラケットの軸線に沿って定方向移動し、動力伝達機構を介して下流側の制御アセンブリを駆動する。]
[0039] (実施例3)
本実施例では、アンロッキング、駆動、及び回転の三つの過程は少なくとも二つのラック、すなわちギア機構、によって行われる。不連続に離間され分散されたギア機構、すなわち互いに固定された二つより多くのラックは、所定の工程に従い、ペダルの離脱および着脱における相応するステップのギアに噛み合う。ギア機構を駆動することで、ギア機構により所定の工程に従ってアンロッキング、駆動、回転が対応するギアをそれぞれ駆動し、ワンステップで工程毎にペダルの着脱をそれぞれ制御することができる。]
[0040] 図10、図11に示すように、ペダル着脱における三つのステップはいずれもそれぞれ独立した三つのラックによって行われる。アンロッキングは実施例1と同じ原理である。ラック93aはペダルに対してクランクから離間するよう駆動するためのものである。ラック95は、クランクから離れたペダルが固定フレーム9とともにクランクに対して回転するように駆動するものである。ラック93aとラック95は相互に固定して作動バーを構成する。アンロッキングバーの作動方向が作動バーと反対の方向である場合、中間ギア96を介してアンロッキングバー97がプッシュラック93aと回転ラック95によって構成される作動バーに噛み合うように構成すればいい。アンロッキングバーが作動バーと同じ方向である場合、実施例1と同様に、アンロッキングバー、プッシュラック、及び回転ラックが相互に固定して作動バーを構成すればいい。] 図10 図11
[0041] 固定フレーム9は実施例1のクランクの固定台と枢結される。また、固定フレーム9において固定フレーム9を回転させる回転ギア94が固定される。回転ギアはリミティングストッパー94aが設けられる。ペダルを自転車のクランクから離間させる装置は、一端にヒンジ連結するラック91aとラック91bとが構成される。ラック91aのヒンジ連結しない一端にペダルが固定される。ヒンジ連結部91cにねじりばねが設けられるため、ペダルが駆動されていない時に、ねじりばねのねじり力により二つのラックのギア部が互いに垂直状態になる。そうすると、ラック91bは自転車のチェーンに接触しなくなる。]
[0042] 作動アセンブリが駆動されると、アンロッキングバー97は直接にまたは間接にアンロッキング工程を実行する。アンロッキング工程が完了すると、作動アセンブリのプッシュラック93aがデュアルギア93に噛み合い、デュアルギア93に噛み合うラック91aが駆動される。このとき、固定フレーム9においてラック91bに接触する円弧端部92がラック91bに当接し、ヒンジ連結部91cに設けられたねじりばねのねじり力から逃れる。そして、プッシュラック91bのギア部とラック91aのギア部が互いに平行になる。このため、ラック91aとラック91bは連続した完全なラックを構成する。プッシュラック93aの駆動によりペダルがクランクから離れる。ここで、デュアルギア93は回転ギア94に同軸的に枢結される。駆動過程において、回転ラック95のフランジ94bは常に回転ギア94のリミティングストッパー94aに接触するため、回転が規制される。ペダルが完全にクランクから離れると、回転ラック95のフランジ94bは回転ギア94のリミティングストッパーによる規制から逃れるようになる。このとき、回転ラック95は、回転ギア94に固定される固定フレーム9が回転するように駆動する。そうすると、固定フレーム9に位置するペダルもそれに伴い回転するようになり、本発明の目的を達成することができる。なお、回転工程が進行している際に、駆動工程も同期に実行される。すなわち、回転ラック94bが回転ギア94に噛み合うときに、プッシュラック93aとギア93の二者も噛み合う状態となる。それにより、戻る際にプッシュラック93aとギア93の噛み合う正確性が確保される。]
[0043] 図12、13、14に示すように、自転車のボトムブラケットに設けられる中央作動機構は、ボトムブラケット7に固定される固定台8と固定台カバー8aを備える。また、突出部85aを含むギア85は固定台カバー8aと枢結される。ギア85はプッシュラック83および作動ラック86に噛み合う。プッシュラック83は、その一端において作動リング88を収容できる凹溝88aが形成される。凹溝88aの幅Wは作動リング88の厚さより大きい。作動リング88は、内側に環状をなしており、外側においてフランジを有するアンロッキングバー82とラック81が固定される。作動リング88は、外側に環状をなしており、内側においてアンロッキングバー82とラック81が固定されるように構成されても良い。ラック81は、所定の工程においてクランク端部に固定した固定台19のデュアルギア87に噛み合うように構成されても良い。デュアルギア87はラック84とマッチングする凹溝84aを備える。中央作動機構が作動されていない場合、デュアルギア87の凹溝84aがラック84の一端とマッチングする。ラック84のもう一端にばね82bを止めるピン84bが設けられる。ロッキングバー上のばね82bにより安定したマッチングが確保され、係り止めの安全性も確保できる。このとき、デュアルギア87は回転規制状態となっている。なお、ロッキングバー84の円形突起部82a(軸受けでも良い)が作動リング88上の凹縁に接触するが、作動リング88上のラック81がデュアルギア87と噛み合わない。作動リングと、プッシュラック83の一端に設けられた凹溝88aとは接触していない状態であり、作動ラック86とギア85とは噛み合っていない状態である。] 図12
[0044] シートポストが屈曲することで、このボトムブラケットに固定したギア89により作動ラック86を駆動し、作動ラック86が噛み合う状態になってギア85に噛み合うプッシュラックを駆動する。そして、作動リング88は駆動されて移動するようになる。それにより、ロッキングバー84はデュアルギア87の凹溝84aとマッチングしなくなる。すなわち、アンロッキング工程である。このアンロッキング工程は、作動リング88上のアンロッキングバーの突起がロッキングバー84の円形突起部82aに当接することにより行われるものである。このように、ロッキングバー84はアンロッキングバー82に駆動されてばね82bの弾力から逃れ、さらに、デュアルギア87の凹溝84aとマッチングしなくなり、アンロッキングの目的を達成できる。アンロッキング過程において、作動リング88上のラック81は始めから最後までデュアルギア87と噛み合っていない。ロッキングバー84の円形突起部82aが完全にアンロッキングバー82のフランジ上に位置すると、すなわち、アンロッキングが完了すると、ラック81がデュアルギア87と噛み合うようになり、動力伝達用ラック44が駆動される。そして、次のペダル着脱制御工程が実行される。]
[0045] ペダル着脱過程をリストアする際には、作動ラック86によりプッシュラック83を駆動して次の作動工程をリストアする。次に作動工程がリストアされると、作動リング88に固定したラック81がデュアルギア87に噛み合わなくなる。このとき、デュアルギア87の凹溝84aがちょうどロッキングバー84にマッチングする位置に到達し、ばね82bの弾力によってロッキングバー84がデュアルギア87の凹溝84aに接触しマッチングするようになり、ロッキングの目的を達成することができる。作動ラック86がギア85に噛み合っているとき、プッシュラック83の凹溝88aは終始して作動リング88に接触している。そのため、ロッキングバー84によるロッキング工程が終了すると、作動ラック86がギア85と噛み合わなくなる。このとき、作動リングは移動しない。しかし、プッシュラック83の凹溝88aは作動リング88に接触している。作動ラック86に対する駆動が続けられると、作動ラックの端部85bがギア88の突起部85aに当接し、ギア85が駆動されてこの前のリストア過程での回転方向と反対の方向に一定の角度で回転し、そのため、プッシュラックがこの前のリストア過程での移動方向と反対の方向に一定の距離を移動する。すると、プッシュラック83の凹溝88aに接触していた作動リング88はまた接触しない状態に戻って、すなわち最初の作動しない状態に戻る。これにより、本発明の目的を達成することができる。]
权利要求:

請求項1
自転車クランクを備える自転車ペダル着脱用装置であって、前記クランクに連結される着脱可能なペダルと、前記クランクの端部に取り付けられる固定台と、前記固定台に設けられる制御部と、前記ペダルと前記制御部とを連結させる連結アセンブリとを備えており、ペダル着脱を制御する前記制御部は、アンロッキング機構と、ギア機構によって制御される、駆動機構と回転機構と、を備えることを特徴とする自転車ペダル着脱用装置。
請求項2
前記駆動機構と前記回転機構とを制御する前記ギア機構は、ギアと、前記ギアに噛合う能動ラックと受動ラックと、を少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項3
前記クランクは前記制御部が設けられていない端部に固定台を有し、前記固定台には少なくとも一つのデュアルギアが設けられ、前記能動ラックは前記デュアルギアに噛合うギア部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項4
前記能動ラックに対して前記ペダルの回転を制御する位置決めブロックが設けられており、前記位置決めブロックは、サポートフレームとの位置関係に基づいて、前記ペダルが前記クランクから脱出すると回転するように制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項5
前記連結アセンブリはサポートフレーム上において定方向に移動し、当該サポートフレームには前記駆動機構の移動を制限するストッパーが設けられ、前記制御部のギアと前記サポートフレームとが、前記クランクの端部に設けられた前記固定台に同軸的に枢支されることを特徴とする請求項1に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項6
前記連結アセンブリは連結ロッド機構によって構成され、前記連結ロッド機構における二つの端部の枢結点の連線は、前記ペダルが回転していない状態で、常に当該ペダルの軸心を通る軸線と平行することを特徴とする請求項1に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項7
前記連結アセンブリの両端における枢結点の一方は前記サポートフレームに固定されるが、もう一方は前記ペダルに間接的に固定され、前記連結ロッド機構は両端の枢結点と同じ直線にある中央の枢結点において受動ラックに枢支され、一定の伝達比で前記ペダルへの駆動を行うことを特徴とする請求項6に記載の自転車ペダル着脱用装置。
請求項8
請求項1に記載の自転車ペダル着脱用装置を適用したワンステップ型着脱制御装置であって、自転車の両側に位置するペダルを独立に着脱させる2つの着脱手段と、前記着脱手段を制御するための中央作動機構と、ボトムブラケットに固定され、前記中央作動機構を固定するための中央制御台と、を備えており、前記中央作動機構と前記着脱手段の一つとの連結アセンブリに少なくとも一つの作動リングが設けられることを特徴とする着脱制御アセンブリ。
請求項9
前記中央作動構成は、少なくともギアとそれに噛み合うランクとによって構成されることを特徴とする請求項8に記載の着脱制御アセンブリ。
請求項10
前記作動リングの少なくとも一側に前記ランクが固定されることを特徴とする請求項8に記載の着脱制御アセンブリ。
請求項11
前記作動リングの運動軌道は自転車のボトムブラケットの軸線と平行であることを特徴とする請求項8に記載の着脱制御アセンブリ。
請求項12
前記作動リングと中央作動構成において伝動機構と接触する箇所に、接触を低減させるためのボールが設けられることを特徴とする請求項8に記載の着脱制御アセンブリ。
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同族专利:
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